ソーラーセイル「イカロス」はどうやって太陽に向かって飛ぶのか?


イカロスエンジンを搭載しないソーラーセイル「イカロス」が順調に金星に向かって飛行しています。イカロスは太陽風を受けてヨットのように飛行するわけですが、なぜ風上である太陽に向かって飛行できるのか?

海を走るヨットは飛行機の翼と同じ浮力を利用して風上に向かって走れますが、抵抗のない宇宙空間では浮力は得られません。どうやってイカロスは風上である太陽に向かって飛べるのか?理由は重力。つまり地球が太陽の周りを回っているのと同じ原理。地球と同じ周回軌道を地球と同じ速度で太陽の周りを回れば、地球と同じように太陽との距離を維持しながら太陽の周りを周回します。イカロスが速度を落とすと太陽の引力で太陽に近づいて行きますね。こうやってイカロスは金星に向かって飛行しています。つまり太陽の引力と太陽風の圧力のバランスをうまくとりながら飛行しています。逆に火星や木星に向かう場合にはイカロスの速度を上げれば遠心力で太陽から離れる、つまり太陽系の外側に向かって飛行できます。

あ~、やっと理解できてすっきりした。(^ ^;